薬の構造と特徴 ニューキノロン系抗菌薬の化学構造と特徴〜構造式から薬剤を比較する〜 ニューキノロン系抗菌薬の全般に共通した構造上の特性として,キノリン環のカルボニル基(ーC=O)とカルボキシ基(ーCOOH)は、Mg2+を介してDNAジャイレースと複合体を形成するなどがあります。今回はそれぞれの薬剤の構造式や置換基の違いを見て、それぞれどんな特徴(抗菌活性や組織移行性)を有するか確認してみます。 2021.04.14 薬の構造と特徴
薬の構造と特徴 番外編 光線過敏症と医薬品・化粧品成分の化学構造〜構造式から薬剤を比較する〜 光線過敏症は太陽光線(紫外線)に当たり皮膚炎を生じるものですが原因は様々です。この記事では特に薬剤によって起こり得るもののうち、その原因薬剤となる化学構造を確認してみようと思います。光線過敏症を引き起こす薬剤、成分には共通・類似した化学構造があるため、構造式の知識が非常に役に立ちます。 2021.03.18 薬の構造と特徴 番外編